CASE-0139 / 2025年8月転職
37歳・公立高等学校の情報教師から、IT・SaaSの社内SE・情報システムへ転職した事例
- 転職時年齢
- 37歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 情報
- 転職先業界
- IT・SaaS 101〜300名
- 転職後職種
- 社内SE・情報システム
- 年収
- 605 → 510万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募30 → 書類14 → 面接10 → 内定2
教員になった理由
部活動でお世話になった先生の影響が大きいです。競技そのものより、人の成長に関わる姿に惹かれて教員を志しました。教員以外の進路も少しは考えましたが、最後は迷いませんでした。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で15年間勤めました。担任を持ちながら情報の授業を担当し、分掌は研究部です。文化部顧問を週6時間ほど兼務していました。一人あたりの受け持ちが多く、気になる子に時間を割くと他が回らない状態でした。
部活動と労働時間の実際
文化部顧問で、平日は放課後が18時ごろまで、大会や発表会の前は土日も活動でした。週6時間ほどを部活に使っていて、これが月73時間の残業の大きな部分でした。保護者の期待もあり、簡単に減らせる空気ではありませんでした。定時に帰る日は、月に数えるほどでした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
クラスの人間関係のトラブルが続いた年は、放課後の時間がほぼ面談で埋まりました。一度信頼を得ると、その後はぐっと楽になりました。
転職を考えたきっかけ
仕事自体に不満はありませんでした。ただ、人手不足の中で一人あたりの負担が増え続け、現場の努力で支える構造そのものに限界を感じました。決断そのものより、それを伝えるほうが大変でした。
なぜその仕事を選んだか
社内SE・情報システムはIT・SaaS業界の中でも人の入れ替わりが少ないと聞き、長く働けそうだと考えました。結果として、想像とほぼ同じ仕事でした。
年度のどのタイミングで動いたか
年度の区切りを待たずに動いています。7月に管理職へ伝え、7月末で退職しました。年度末まで待つ選択もありましたが、内定先の入社時期に合わせました。退職の意思を伝える日は、事前に決めておきました。
転職活動をどう進めたか
応募30社、書類通過14社、面接10社、内定2社でした。求人サイトで相場を見てから、教員特化のエージェントに登録しました。希望条件を3つに絞ってから、求人の見え方が変わりました。応募先を絞ってからは、一気に進みました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
7月に入ってすぐ、まず教頭、そのあと校長へ伝えています。後任の配置の話にすぐ移り、事務的に進んだ印象です。年度の途中だったので、余計に気を使いました。
面接で聞かれたこと
退職理由については、どの会社もかなり時間を割いて聞いてきます。前職の年収より、なぜこの業界なのかを丁寧に聞かれる会社ほど、入社後の説明も丁寧でした。自分の言葉で話せているかを、いちばん見られていた気がします。
教員経験で評価されたこと
情報を教えてきたことが、社内SE・情報システムの仕事との相性で見てもらえました。同じ職場の先生も、たぶん同じ強みを持っていると思います。
内定先を選んだ理由
事業の伸びしろと、自分が入って埋められる穴がはっきりしていたからです。入社前に現場の人と話せたことが安心につながりました。
転職後に感じたギャップ
「わからないことは自分で調べて進める」のが前提で、教えてもらえる環境ではありませんでした。入社前の面談で、ある程度は説明されていました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月23時間ほどになりました。在宅勤務が使える日があり、通勤の負担がかなり減りました。この状態が続くなら、長く働けそうだと感じています。
教員に戻りたいと思うか
戻る予定はありません。今の仕事のほうが、結果として教育に貢献できていると感じています。母校の話を聞くと、少しだけ懐かしくはなります。
これから転職する先生へのアドバイス
書類が通らないのを「教員だから」と片づけないでください。多くは書き方の問題で、直せば通ります。動き出すまでが一番重いので、小さく始めてください。
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