CASE-0227 / 2025年4月転職
25歳・公立高等学校の情報教師から、IT・SaaSのエンジニアへ転職した事例
- 転職時年齢
- 25歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 情報
- 転職先業界
- IT・SaaS 51〜100名
- 転職後職種
- エンジニア
- 年収
- 475 → 595万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募30 → 書類11 → 面接8 → 内定2
教員になった理由
部活動でお世話になった先生の影響が大きいです。競技そのものより、人の成長に関わる姿に惹かれて教員を志しました。その動機と実際の仕事とのずれが、あとで効いてきました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で3年間勤めました。担任を持ちながら情報の授業を担当し、分掌は教務部です。文化部顧問を週7時間ほど兼務していました。行事の担当も回ってきて、年間を通して何かの準備をしている感覚でした。
部活動と労働時間の実際
文化部顧問で、平日は放課後が18時ごろまで、大会や発表会の前は土日も活動でした。週7時間ほどを部活に使っていて、これが月65時間の残業の大きな部分でした。手当の額を時給に直したときは、さすがに言葉が出ませんでした。若い先生ほど、この部分を多く任される傾向がありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
クラスの人間関係のトラブルが続いた年は、放課後の時間がほぼ面談で埋まりました。自分の判断が正しかったのかは、いまだにわかりません。
転職を考えたきっかけ
管理職に打診されたとき、そのキャリアの先を想像して、自分の望む姿ではないと気づいたのが決め手です。辞めるか続けるかを、ノートに書き出して整理しました。
なぜその仕事を選んだか
エンジニアはIT・SaaS業界の中でも人の入れ替わりが少ないと聞き、長く働けそうだと考えました。将来的に別の職種へ移る余地があることも見ていました。
年度のどのタイミングで動いたか
スタートは6月です。11月に管理職へ伝え、3月末で退職しました。内定が出てから伝えるか迷いましたが、早めに動いたほうが引き継ぎは楽でした。家族の予定とも合わせながら組み立てました。
転職活動をどう進めたか
応募30社、書類通過11社、面接8社、内定2社でした。大手の総合型エージェント2社に登録しました。総合型では「未経験ならまず営業」と言われることが多く、希望とはずれていました。教科の専門性を聞いてくれる相手を探すほうが早いです。エージェント経由と直接応募で、通過率はかなり違いました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月の時点で管理職(校長・教頭)に話しています。早めに伝えたことで学校側も準備ができたと言ってもらえました。伝えたあとの職場での過ごし方には、少し気を使いました。
面接で聞かれたこと
退職理由は、例外なくどの面接でも聞かれています。「また教員に戻る気はないのか」と確認されることが何度かありました。腰を据えて働くつもりであることを、理由つきで話しました。緊張はしましたが、場数を踏むと慣れました。
教員経験で評価されたこと
情報を教えてきたことが、エンジニアの仕事との相性で見てもらえました。書類の段階から、この部分を前面に出すようにしました。
内定先を選んだ理由
事業の伸びしろと、自分が入って埋められる穴がはっきりしていたからです。教員からの転職者が過去にいたことも、判断材料になりました。
転職後に感じたギャップ
「わからないことは自分で調べて進める」のが前提で、教えてもらえる環境ではありませんでした。つらかったのは最初の一か月だけでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月27時間ほどになりました。繁忙期はそれなりに残りますが、いつ忙しいかが事前にわかります。転職前の生活には、もう戻れないと思います。
教員に戻りたいと思うか
子どもと関わる時間そのものは、今でも懐かしく思うことがあります。それでも戻る選択はしません。同じ質問を後輩からされることもあります。
これから転職する先生へのアドバイス
まず年度のどこで動くかを決めることをおすすめします。時期が決まると、逆算で準備できます。半年後の自分がどうなっていたいかで考えてみてください。
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