CASE-0305 / 2025年4月転職
28歳・公立高等学校の技術・家庭教師から、IT・SaaSのエンジニアへ転職した事例
- 転職時年齢
- 28歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 技術・家庭
- 転職先業界
- IT・SaaS 〜50名
- 転職後職種
- エンジニア
- 年収
- 510 → 400万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募30 → 書類15 → 面接11 → 内定2
教員になった理由
部活動でお世話になった先生の影響が大きいです。競技そのものより、人の成長に関わる姿に惹かれて教員を志しました。大学の同級生の多くが同じ道に進んだ、という環境も影響しています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で6年間勤めました。担任を持ちながら技術・家庭の授業を担当し、分掌は特別活動部です。文化部顧問を週8時間ほど兼務していました。本来やりたかった教材づくりに手が回らない状態が続いていました。
部活動と労働時間の実際
文化部顧問で、平日は放課後が18時ごろまで、大会や発表会の前は土日も活動でした。週8時間ほどを部活に使っていて、これが月68時間の残業の大きな部分でした。年度によって担当が変わるので、見通しも立ちませんでした。同僚と比べて特別に多いわけではなかったのが、逆に問題です。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
クラスの人間関係のトラブルが続いた年は、放課後の時間がほぼ面談で埋まりました。家に持ち帰らないようにするのが、いちばん難しかったです。
転職を考えたきっかけ
学校の外で通用するのか確かめないまま年齢だけ上がっていくことに、不安を感じるようになりました。このまま定年まで、と想像したときに答えが出ました。
なぜその仕事を選んだか
エンジニアはIT・SaaS業界の中でも人の入れ替わりが少ないと聞き、長く働けそうだと考えました。教育に関わり続けられるかどうかが、判断の軸でした。
年度のどのタイミングで動いたか
6月に情報収集を始めて、11月に退職の意思を伝え、年度末で区切りをつけています。同じ年度末で辞める人が他にもいたので、手続きの流れは分かりやすかったです。進め方に正解はないので、自分の状況で決めるしかないと思います。
転職活動をどう進めたか
応募30社、書類通過15社、面接11社、内定2社でした。教員特化1社・総合型1社・求人サイトの3つを並行しました。求人の数より、教員経験をどう聞いてくれるかで会社を絞りました。面談での質問の仕方が判断材料になります。途中で一度立ち止まって、条件を見直しています。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月、校長に退職したい旨を伝えました。想定していた質問はひととおりされ、そのうえで受け入れてもらえました。教員免許の扱いについても、この時期に調べました。
面接で聞かれたこと
教員からの転職ということで、まず理由を丁寧に確認されました。「上司から指示を受ける働き方に抵抗はないか」と聞かれました。学校でも分掌の中で動いていたことを話しています。聞かれて困った質問は、次の面接までに答えを用意しました。
教員経験で評価されたこと
技術・家庭を教えてきたことが、エンジニアの仕事との相性で見てもらえました。入社後に一番早く立ち上がれたのも、この部分でした。
内定先を選んだ理由
事業の伸びしろと、自分が入って埋められる穴がはっきりしていたからです。条件よりも、任される範囲のほうを重視しました。
転職後に感じたギャップ
「わからないことは自分で調べて進める」のが前提で、教えてもらえる環境ではありませんでした。想像していなかった方向のギャップでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月27時間ほどになりました。仕事の終わりが自分で決められるようになったのが一番の変化です。時間の使い方を自分で決められるのが大きいです。
教員に戻りたいと思うか
正直なところ、辞めた直後は少し迷いました。1年たった今は、戻らなくてよかったと思っています。選択肢として残しておくくらいの気持ちです。
これから転職する先生へのアドバイス
「絶対に嫌なこと」を3つ決めておくと、求人を見るときに迷いません。一度きりの人生なので、後悔しない選び方をしてほしいです。
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