CASE-0206 / 2024年4月転職
42歳・私立高等学校の養護教諭から、教育・EdTechの学校事務・学校法人職員へ転職した事例
- 転職時年齢
- 42歳
- 校種
- 私立 高等学校
- 担当教科
- 養護教諭
- 転職先業界
- 教育・EdTech 1,001名〜
- 転職後職種
- 学校事務・学校法人職員
- 年収
- 620 → 515万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募15 → 書類5 → 面接3 → 内定2
教員になった理由
看護を学ぶ中で、治療より前の段階で関われる仕事に興味を持ちました。学校なら毎日の変化を見られると思い、養護教諭になっています。大学の同級生の多くが同じ道に進んだ、という環境も影響しています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
私立高等学校で19年間、養護教諭として勤めました。保健室の来室対応に加えて、健康診断の計画と実施、保健だよりの発行、学校保健委員会の運営を担当しています。感染症が流行した年は、記録と各所への連絡だけで一日が終わることもありました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を来室記録と各所への連絡が埋めていました。月の残業は60時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。同僚と比べて特別に多いわけではなかったのが、逆に問題です。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
「保健室でしか話せない」という子を抱えたまま、担任にどこまで共有するかを判断し続けるのは重かったです。家に持ち帰らないようにするのが、いちばん難しかったです。
転職を考えたきっかけ
教育に関わり続ける方法は学校の中だけではない、と知ったことが大きいです。選択肢を知って気持ちが軽くなりました。このまま定年まで、と想像したときに答えが出ました。
なぜその仕事を選んだか
学校を離れても教育に関わり続けたいと思い、教育・EdTech業界の中で探しました。学校事務・学校法人職員なら現場を知っていること自体が強みになります。教育に関わり続けられるかどうかが、判断の軸でした。
年度のどのタイミングで動いたか
3月あたりから準備を始め、11月に管理職へ報告して3月末で退職しました。内定が出てから伝えるか迷いましたが、早めに動いたほうが引き継ぎは楽でした。進め方に正解はないので、自分の状況で決めるしかないと思います。
転職活動をどう進めたか
応募15社、書類通過5社、面接3社、内定2社でした。総合型のエージェント1社だけで進めました。希望条件を3つに絞ってから、求人の見え方が変わりました。途中で一度立ち止まって、条件を見直しています。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月のはじめにまず教頭、そのあと校長へ伝えました。一度は考え直すよう言われましたが、二度目に伝えたときは受け入れてもらえました。教員免許の扱いについても、この時期に調べました。
面接で聞かれたこと
どの会社でも「なぜ教員を辞めるのか」は聞かれました。「なぜこの年齢で」と年齢に触れられる場面もありましたが、経験を具体的に話すと質問は変わりました。聞かれて困った質問は、次の面接までに答えを用意しました。
教員経験で評価されたこと
担任・管理職・保護者・関係機関の間をつないできたことを、社内調整の経験として見てもらえています。入社後に一番早く立ち上がれたのも、この部分でした。
内定先を選んだ理由
面接で会った人が、いま自分が悩んでいることを一番よく理解してくれたからです。条件よりも、任される範囲のほうを重視しました。
転職後に感じたギャップ
一日の中で自分の裁量で使える時間が増えたぶん、優先順位を自分でつける必要が出てきました。想像していなかった方向のギャップでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月16時間ほどになりました。土日が完全に自分の時間になったのが一番大きい変化です。時間の使い方を自分で決められるのが大きいです。
教員に戻りたいと思うか
戻りたい気持ちはありませんが、教育に関わる仕事は続けたいと思っています。選択肢として残しておくくらいの気持ちです。
これから転職する先生へのアドバイス
職務経歴書は「保健室の運営」「教科指導」と書くのではなく、何人を相手に、どんな課題を、どう解決したかで書き直すと通り方が変わります。一度きりの人生なので、後悔しない選び方をしてほしいです。
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