CASE-0217 / 2023年4月転職
32歳・公立中学校の数学教師から、金融の経理へ転職した事例
- 転職時年齢
- 32歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- 金融 1,001名〜
- 転職後職種
- 経理
- 年収
- 565 → 565万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募24 → 書類9 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
塾でアルバイトをしていたとき、わからなかったことができるようになる瞬間に立ち会えるのが面白いと感じました。それを職業にしたいと考えたのがきっかけです。同じ理由で教員になった同期は、けっこう多い印象です。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で10年間勤めました。担任を持ちながら数学の授業を担当し、分掌は教務部です。運動部顧問を週12時間ほど兼務していました。欠員が出た年は、他の学年の授業も持つことになりました。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は朝練と放課後の両方、土日のどちらかも活動がありました。週12時間ほどを部活に使っていて、これが月81時間の残業の大きな部分でした。この時間は勤務時間として記録されていませんでした。同じ学校でも、担当によって差がかなりありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
個別の配慮が必要な子が複数いて、一人ひとりに合わせた準備を毎日続けていました。この経験は、転職後の面接でよく聞かれた話でもあります。
転職を考えたきっかけ
体調を崩したことがきっかけです。働き方を変えないと同じことを繰り返すと思い、動き始めました。誰に相談すればいいのかわからない時期が、しばらく続きました。
なぜその仕事を選んだか
経理なら、教員時代に感じていた「最後まで見届けられない」もどかしさが減ると考えました。ここに絞ったことで、準備すべきことがはっきりしました。
年度のどのタイミングで動いたか
5月あたりから準備を始め、12月に管理職へ報告して3月末で退職しました。教科書の採択や次年度の分掌が決まる前に話せたのは、結果的によかったです。前倒しできる部分は前倒ししておくべきだったと思います。
転職活動をどう進めたか
応募24社、書類通過9社、面接6社、内定2社でした。教員特化を軸に、大手の総合型を1社だけ補助として使いました。書類の通過率が上がったのは、実績を数字で書くようにしてからです。合わないと感じたら早めに切り替えるのが正解だと思います。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月のはじめに学年主任、そのあと管理職へ伝えました。慰留の言葉はありましたが、強く止められることはありませんでした。最終出勤日までは、ふだんどおりに過ごすようにしました。
面接で聞かれたこと
「なぜ学校を離れるのか」は、必ず最初に問われる質問です。「なぜこの年齢で」と年齢に触れられる場面もありましたが、経験を具体的に話すと質問は変わりました。最初の数社で聞かれたことが、その後の準備に役立ちました。
教員経験で評価されたこと
限られた時間で準備を組み立ててきた段取りの立て方を、実務の進め方として評価されました。同じ話をしても、業界によって受け取られ方が違いました。
内定先を選んだ理由
条件面はほぼ横並びだったので、通勤時間と勤務の柔軟さで決めました。迷ったときに、条件を書き出して比べました。
転職後に感じたギャップ
決めるスピードが速く、議論より先に動くことが求められます。慣れるまでは落ち着かなかったです。戸惑いはありましたが、致命的なものではありませんでした。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月21時間ほどになりました。朝の出勤時刻が1時間遅くなり、睡眠時間が確保できるようになりました。仕事の総量が減ったというより、読めるようになった感覚です。
教員に戻りたいと思うか
戻りたい気持ちはありませんが、教育に関わる仕事は続けたいと思っています。同じ質問を五年後にされたら、答えは違うかもしれません。
これから転職する先生へのアドバイス
教科の専門性は思っているより外で評価されます。何をつくってきたかを見せられると話が早いです。当時の自分に言ってあげたい内容でもあります。
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