CASE-0403 / 2026年4月転職
24歳・公立高等学校の美術教師から、出版・教材の広報へ転職した事例
- 転職時年齢
- 24歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 美術・図工
- 転職先業界
- 出版・教材 51〜100名
- 転職後職種
- 広報
- 年収
- 465 → 515万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 選考実績
- 応募33 → 書類14 → 面接10 → 内定3
教員になった理由
安定した仕事に就いてほしいという家族の希望が強く、その中で自分が納得できたのが教員でした。いま振り返っても、この動機自体は間違っていなかったと思っています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立高等学校で2年間勤めました。担任を持ちながら美術の授業を担当し、分掌は進路指導部です。運動部顧問を週15時間ほど兼務していました。行事の担当も回ってきて、年間を通して何かの準備をしている感覚でした。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は放課後が19時近くまで、土日のどちらかも活動がありました。週15時間ほどを部活に使っていて、これが月74時間の残業の大きな部分でした。手当の額を時給に直したときは、さすがに言葉が出ませんでした。この時間が給与に反映されないことは、ずっと引っかかっていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
子ども本人はよくなっているのに、家庭の状況が変わらず手が届かない、という場面が何度もありました。この部分は、外から見えにくい仕事だと思います。
転職を考えたきっかけ
頑張っても頑張らなくても給与が変わらない仕組みの中で、何を目標にすればいいのかわからなくなりました。決めるまでに、半年以上は迷っています。
なぜその仕事を選んだか
説明会や面談で話を聞くうちに、広報は自分の進め方と合っていると感じました。未経験でも育てる前提の会社を選んでいます。他の職種も見ましたが、最終的にはここが一番しっくりきました。
年度のどのタイミングで動いたか
スタートは6月です。12月に管理職へ伝え、3月末で退職しました。ボーナスの支給日を待ってから伝えるかどうかは、最後まで迷ったところです。この時期設定は、いま考えても妥当だったと思います。
転職活動をどう進めたか
応募33社、書類通過14社、面接10社、内定3社でした。大手の総合型2社に登録し、途中から教員特化を1社足しました。書類の通過率が上がったのは、実績を数字で書くようにしてからです。結果的に、この組み合わせが自分には合っていました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月の時点で管理職に話しています。年度末までは今まで通りに、という条件で話がまとまりました。伝えたあとは、思っていたより気持ちが軽くなりました。
面接で聞かれたこと
退職理由については、どの会社もかなり時間を割いて聞いてきます。「また教員に戻る気はないのか」と確認されることが何度かありました。腰を据えて働くつもりであることを、理由つきで話しました。想定問答は、事前に紙に書き出して整理しました。
教員経験で評価されたこと
一度に複数の仕事を並行して回してきたことを、優先順位をつけられる人という見方をしてもらえました。自分では強みだと思っていなかった部分でした。
内定先を選んだ理由
教育に関わり続けられる事業内容だったことが理由です。複数の内定で迷いましたが、最後はここで決めました。
転職後に感じたギャップ
教員のときは全部自分で抱えていましたが、人に任せて進めるほうが評価されると知りました。ただ、慣れるまでの数か月の話です。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月26時間ほどになりました。在宅勤務が使える日があり、通勤の負担がかなり減りました。この変化がいちばん大きかったと思います。
教員に戻りたいと思うか
子どもと関わる時間そのものは、今でも懐かしく思うことがあります。それでも戻る選択はしません。この気持ちは、今後変わる可能性もあると思っています。
これから転職する先生へのアドバイス
書類が通らないのを「教員だから」と片づけないでください。多くは書き方の問題で、直せば通ります。偉そうなことは言えませんが、参考になればと思います。
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