CASE-0101 / 2023年9月転職
23歳・公立小学校の教員から、IT・SaaSの事務・バックオフィスへ転職した事例
- 転職時年齢
- 23歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- IT・SaaS 51〜100名
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 465 → 465万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類4 → 面接3 → 内定2
教員になった理由
自分が3年生のときに担任だった先生が、話を最後まで聞いてくれる人でした。同じことを次の世代にしたいと思って教員を選んでいます。いま振り返っても、この動機自体は間違っていなかったと思っています。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立小学校で1年間勤めました。担任を持ちながら全教科を担当し、分掌は生徒指導部です。運動部顧問を週4時間ほど兼務していました。授業の準備に充てられる時間より、それ以外の時間のほうが長い状態が続いていました。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は朝練と放課後の両方、土日のどちらかも活動がありました。週4時間ほどを部活に使っていて、これが月68時間の残業の大きな部分でした。手当は出ますが、時間に見合うものではありません。この時間が給与に反映されないことは、ずっと引っかかっていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者からの連絡が夜間に入ることがあり、切り替えが難しい時期がありました。内容そのものより、いつ来るかわからない状態が負担でした。この部分は、外から見えにくい仕事だと思います。
転職を考えたきっかけ
着任してすぐ、この働き方を何十年も続けられるだろうかと考えるようになりました。早いうちのほうが動きやすいと判断しています。決めるまでに、半年以上は迷っています。
なぜその仕事を選んだか
事務・バックオフィスは、担任で日常的にやってきたことと重なる部分が多い仕事でした。相手が変わるだけだと考えて選んでいます。他の職種も見ましたが、最終的にはここが一番しっくりきました。
年度のどのタイミングで動いたか
年度途中での転職です。5月に管理職へ伝え、8月末で退職しました。担任を持っていたので、学期の区切りに合わせています。この時期設定は、いま考えても妥当だったと思います。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過4社、面接3社、内定2社でした。教員特化のエージェント1社に絞って進めました。最初は書類が通らず、職務経歴書の書き方を変えてから反応が変わりました。学校の言葉を相手の業界の言葉に置き換えるのが要点です。結果的に、この組み合わせが自分には合っていました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
5月に管理職へ伝えました。引き止めはありましたが、最後まで担任を持ち切ると伝えたことで話は早かったです。伝えたあとは、思っていたより気持ちが軽くなりました。
面接で聞かれたこと
どの会社でも「なぜ教員を辞めるのか」は聞かれました。学校への不満ではなく、やりたいことの話に置き換えて答えています。想定問答は、事前に紙に書き出して整理しました。
教員経験で評価されたこと
学級を1年間運営してきた経験を、30人規模のプロジェクトを回した経験として説明したところ、マネジメントの素地があると評価されました。自分では強みだと思っていなかった部分でした。
内定先を選んだ理由
未経験者の育成に力を入れていて、入社後の流れを具体的に説明してくれたことが決め手です。複数の内定で迷いましたが、最後はここで決めました。
転職後に感じたギャップ
成果を数字で求められる点は学校と大きく違い、最初の数ヶ月は戸惑いました。ただ、慣れるまでの数か月の話です。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月13時間ほどになりました。土日が完全に自分の時間になったのが一番大きい変化です。この変化がいちばん大きかったと思います。
教員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思っていません。ただ、授業をすること自体は好きだったので、関わり方は探していきたいです。この気持ちは、今後変わる可能性もあると思っています。
これから転職する先生へのアドバイス
職務経歴書は「担任」「教科指導」と書くのではなく、何人を相手に、どんな課題を、どう解決したかで書き直すと通り方が変わります。偉そうなことは言えませんが、参考になればと思います。
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