CASE-0549 / 2025年4月転職
30歳・公立中学校の国語教師から、IT・SaaS企業の広報へ転職した事例
- 転職時年齢
- 30歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 国語
- 転職先業界
- IT・SaaS 101〜300名
- 転職後職種
- 広報
- 年収
- 540 → 540万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募22 → 書類9 → 面接6 → 内定2
教員になった理由
中学生のころに国語の先生が作文を丁寧に添削してくれた経験があり、言葉で人に伝える楽しさを教える仕事がしたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
3年生を中心に学級担任を持ち、国語の授業と学年通信の作成を担当していました。校務分掌では広報係として学校便りやホームページの記事を任され、行事のたびに写真と文章をまとめていました。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問で、平日の活動は週3日ほどでしたが、発表会前は土曜も練習に付き添いました。授業準備や作文の添削、学校便りの作成が重なり、残業は月60時間を超えるのが普通でした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進路面談の時期は保護者との面談が夕方以降に集中し、帰宅が21時を過ぎる日が続きました。生徒同士のトラブルがSNS上で起きたときは、事実確認と保護者への説明に何日もかかりました。
転職を考えたきっかけ
学校便りの記事を書いている時間がいちばん楽しいと気づいたのがきっかけです。一方で授業と担任業務の合間に書くしかなく、文章にじっくり向き合えないことにもどかしさを感じていました。30歳を前に、書くことを本業にできる道を探そうと決めました。
なぜその仕事を選んだか
広報は、伝えたい相手に合わせて言葉を選ぶという点で、授業や学校便りと共通していると感じました。IT・SaaS企業は教育向けのサービスも多く、教員経験を話題にしやすいと考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
1学期の終わりに情報収集を始め、夏休みに職務経歴書を仕上げて応募を始めました。内定が出たのは10月です。
転職活動をどう進めたか
エージェントには登録せず、大手の求人サイトとスカウト型の転職サイトの2つだけで進めました。広報は求人の数が少なく、企業から直接声がかかるスカウト型のほうが、学校便りの実績に興味を持ってもらいやすかったです。職務経歴書には、自分で書いた学校便りの記事を3本ほど抜粋して添えました。面接の日程は、放課後や夏休みに調整してもらいました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定を受けた10月に校長へ伝え、年度末での退職にしてもらいました。3年生の担任だったため、卒業までは責任を持って見届けると約束し、理解してもらえました。
面接で聞かれたこと
学校便りでどんな工夫をしたか、読み手の反応をどう確かめたかを詳しく聞かれました。社内の関係者から情報を集めるとき、忙しい相手にどう協力してもらうかも質問されました。
教員経験で評価されたこと
決まった締め切りまでに文章を仕上げ、何度も校正を重ねてきた経験が評価されました。保護者向けと生徒向けで書き分けてきたことも、読み手を意識できる強みとして見てもらえました。
内定先を選んだ理由
教育向けのサービスを扱っている会社で、元教員という立場を広報の記事づくりに活かせると感じたからです。
転職後に感じたギャップ
記事一本にかけられる時間は増えましたが、数字で成果を求められる点は想像以上に厳しかったです。閲覧数や問い合わせ件数で評価されるため、最初の数か月は書いた記事がまったく読まれず落ち込みました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどに減り、平日の夜に本を読む時間が戻ってきました。年収はほぼ変わりませんが、休日に部活動の予定が入らなくなったのが大きな変化です。
教員に戻りたいと思うか
授業で生徒の表情が変わる瞬間は今でも懐かしいです。ただ、今は書く仕事を深めたいので、戻るつもりはありません。
これから転職する先生へのアドバイス
学校便りや学年通信は、立派な実績として職務経歴書に書けます。自分が書いたものを見返して、どんな読み手を想定していたかを言葉にしておくと、面接で強い材料になります。
転職を進めるときに使えるサービス
-
ワンキャリア転職 情報収集のスタート スポンサー
民間企業のリアルを知ることができます。「企業選びで失敗したくない」「選考前に情報をしっかり集めたい」という方におすすめです。
ワンキャリア転職を見る
先生の経験は、どの仕事で評価されるのか
公務員適職診断(無料・11問・約1分/登録不要)。設問で「教員」を選ぶと、教員の経験に合わせた結果が出ます。向いている職種・業界と、経験のどこが評価されるのかがわかります。
無料で適職診断を受ける