CASE-0566 / 2026年4月転職
53歳・公立高等学校の国語教師から、学校法人の学校事務へ転職した事例
- 転職時年齢
- 53歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 国語
- 転職先業界
- 教育・EdTech 101〜300名
- 転職後職種
- 学校事務・学校法人職員
- 年収
- 750 → 560万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類5 → 面接4 → 内定1
教員になった理由
本を読むことが何より好きで、その面白さを伝える仕事がしたいと思い、国語の教員になりました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
30年で5つの高校に勤め、担任は延べ14回務めました。最後の8年間は学年主任と教務主任で、会議と書類の仕事が一日の大半を占めていました。
部活動と労働時間の実際
顧問は文化部で週5時間ほどと重くありませんでしたが、主任の調整ごとが夜まで続き、残業は月60時間前後でした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
主任になると、担任では収まらない保護者の苦情が最後に自分へ回ってきました。若い担任を守りつつ保護者に納得してもらう役回りは、年々こたえました。
転職を考えたきっかけ
きっかけは母に介護が必要になったことです。主任の立場では急に休めず、自分の体か家族のどちらかが先に限界を迎えると感じました。60代まで収入は確保したかったので、早期退職ではなく転職を選びました。
なぜその仕事を選んだか
学校の仕組みを知っていることが、50代でも生かせる数少ない仕事だと考えたからです。教務主任として入試事務に関わった経験も説明しやすいと思いました。
年度のどのタイミングで動いたか
春に動き出しましたが、50代向けの求人はほとんどなく、年度末退職を前提に内定まで8か月かかりました。
転職活動をどう進めたか
エージェントは使わず、求人サイトと各学校法人の採用ページを毎週確認して、直接応募しました。通える範囲の学校法人は限られていて、自分で探したほうが早いと考えたからです。それでも求人は思った以上に少なく、12件に応募して書類が通ったのは5件でした。面接で年齢を理由に話を切り上げられたと感じたこともあり、何度も気持ちが折れかけました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月に校長へ伝えると、後任を育てる時間がほしいと言われ、年明けからは引き継ぎを優先しました。
面接で聞かれたこと
「若い職員の指示を受けて働けるか」とはっきり聞かれました。表計算ソフトでどこまで作業できるかも確認されました。
教員経験で評価されたこと
入試や成績処理の手順を作ってきたことが、即戦力に近いと評価されました。長い保護者対応の経験も、窓口業務で生かせると見てもらえました。
内定先を選んだ理由
内定は1件だけでしたが、定年が65歳で実家から通えることが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
年収は750万円から560万円へ190万円下がり、最初の給与明細を見たときは正直落ち込みました。年下の職員に一から教わる場面も多く、慣れるまでは居心地が悪かったです。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月15時間ほどになり、定時で帰って母の様子を見に行けるようになりました。収入は減りましたが、65歳まで働ける見通しが立ちました。
教員に戻りたいと思うか
授業をしたい気持ちは今もあります。ただ、主任として学校を回す役にはもう戻れないと思います。
これから転職する先生へのアドバイス
50代の転職は、求人の少なさと年収の大幅な減少を先に受け入れてから動くと、気持ちがぶれません。辞める理由がはっきりしているなら、条件を絞りすぎずに早めに動いてください。
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