CASE-0599 / 2025年4月転職
31歳・公立中学校の数学教師から、学習塾の塾講師へ転職した事例
- 転職時年齢
- 31歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- 教育・EdTech 101〜300名
- 転職後職種
- 塾・予備校講師
- 年収
- 550 → 470万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類9 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
中学生のときに数学が苦手で、根気よく付き合ってくれた先生のおかげで得意科目になった経験があり、同じことを自分もしたいと思いました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
数学を担当し、9年のうち7年は学級担任でした。分掌は教務で、習熟度別の少人数授業の組み方も毎年考えていました。
部活動と労働時間の実際
運動部の顧問で、部活動だけで週14時間ほどありました。授業準備や採点は部活動のあとになるので、残業は月80時間前後が普通でした。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
受験期の保護者面談では、志望校選びの不満まで担任が受け止めることが多くありました。生徒指導が夜まで続くと、翌日の授業準備がほとんどできませんでした。
転職を考えたきっかけ
30歳になり、部活動と校務に追われて数学を教える時間そのものが削られていくと感じるようになりました。授業の工夫を一番やりたいのに、そこに使える時間が年々減っていたのがきっかけです。
なぜその仕事を選んだか
教えることは好きなままだったので、教科指導に時間を使える仕事を探しました。集団授業と個別指導の両方がある塾なら、担任で身につけた生徒の見方も活かせると考えました。
年度のどのタイミングで動いたか
9月に登録し、11月に内定が出てから退職の意思を伝え、年度末で退職しました。
転職活動をどう進めたか
教育業界に特化したエージェント1社だけに絞りました。塾は求人票だけでは持ちコマ数や講習期の働き方が見えないので、各社の内情に詳しい担当者に聞けることを優先したからです。12社に応募して書類は9社通り、模擬授業のある面接が5社、内定は2社でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月に校長へ年度末で退職したいと伝えました。担任の学年の卒業は見届けると話し、引き止めはありましたが理解してもらえました。
面接で聞かれたこと
点数が伸び悩む生徒にどう声をかけるかと、一次関数の導入をどう見せるかを模擬授業で聞かれました。夜の勤務や土日の講習に対応できるかも具体的に確認されました。
教員経験で評価されたこと
同じ単元をレベルごとに説明し分けられる点を評価されました。保護者面談に慣れていることも、入塾面談でそのまま使えると言われました。
内定先を選んだ理由
個別指導の時間割も組める教室で、授業の研修に時間をかけてくれる会社だったことが決め手です。
転職後に感じたギャップ
年収は550万円から470万円と80万円下がり、夏期講習と冬期講習の時期は朝から夜まで授業が続いて、思っていたより休めませんでした。生徒募集の数字を求められるのも学校にはなかった負担で、最初の半年は後悔した日もあります。
働き方・生活はどう変わったか
勤務は昼過ぎから夜までになり、残業は月30時間ほどに減りました。土日のどちらかは休めるようになりましたが、家族と夕食をとれる日は減りました。
教員に戻りたいと思うか
今は戻るつもりはありません。ただ、担任として1年間生徒の成長を見られた手応えは、今でも懐かしく思います。
これから転職する先生へのアドバイス
塾講師は「教える仕事」であると同時に「数字を追う仕事」なので、面接では講習期の勤務と営業面の目標を必ず聞いておいてください。教えるのが好きという理由だけで決めると、入ってから戸惑うと思います。
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