CASE-0600 / 2026年4月転職
43歳・公立高等学校の常勤講師(社会)から、不動産会社の総務へ転職した事例
- 転職時年齢
- 43歳
- 校種
- 公立 高等学校
- 担当教科
- 社会
- 転職先業界
- 不動産 101〜300名
- 転職後職種
- 総務
- 年収
- 610 → 555万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募30 → 書類9 → 面接5 → 内定1
教員になった理由
大学で日本史を学ぶうちに、歴史を通して社会の見方を伝える仕事がしたいと思うようになり、高校の社会科教員を目指しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
採用試験に合格できないまま、常勤講師として12年間、日本史と現代社会を担当しました。任用先が変わる中でも担任を5回持ち、分掌は進路指導部で模試の手配や面接練習を担当していました。
部活動と労働時間の実際
文化部の顧問で活動は週6時間ほどでしたが、担任と進路指導が重なる年は残業が月62時間ほどになりました。土日も月に1〜2回は出勤していました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
進路面談で責任を持って話していても、講師だと分かると保護者の態度が変わることがありました。年度ごとに学校が変わるので、生徒との関係を一から作り直すのも大変でした。
転職を考えたきっかけ
42歳の年に採用試験の不合格が決まったところで区切りをつけました。毎年の任用が決まるまで次の年度の生活が見通せないことを、家族のためにも終わらせたいと思いました。
なぜその仕事を選んだか
進路指導部で手配や書類管理を長く担当してきたので、組織を裏で支える総務なら経験を活かせると考えました。年齢的にも、長く安定して働ける管理部門を優先しました。
年度のどのタイミングで動いたか
採用試験の結果が出た夏から準備を始め、12月の内定後に伝えて、任用期間が終わる年度末で退職しました。
転職活動をどう進めたか
大手の総合型エージェントを2社使いました。北海道で40代の管理部門は求人自体が少ないので、地元企業の求人を多く持つ大手で母数を確保するのが現実的だと判断しました。30社に応募して書類が通ったのは9社、面接は5社、内定は1社だけで、7か月かかりました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
内定が出てすぐ、校長に次年度の任用を希望しないと伝えました。引き止めはなく、残りの担任業務をきちんと引き継いでほしいと言われました。
面接で聞かれたこと
なぜ40代で未経験の総務を選ぶのかを繰り返し聞かれました。年下の上司から指示を受けることに抵抗はないかも確認されました。
教員経験で評価されたこと
任用先が変わるたびに新しい職場のやり方にすぐ合わせてきたことが、適応力として評価されました。模試や面接練習の段取りを組んできた経験も、社内行事の運営に近いと言われました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、定年まで働ける制度があり、転勤がない点が決め手でした。
転職後に感じたギャップ
年収は610万円から555万円と55万円下がり、40代で一番下の立場から始めることに慣れるまで時間がかかりました。仕事も備品や契約の管理など地味なものが中心で、授業と比べて手応えの少なさに戸惑いました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月15時間ほどになり、土日の出勤はほとんどなくなりました。何より、毎年春の任用を待つ不安がなくなり、定年まで働ける見通しが立ったことが一番の変化です。
教員に戻りたいと思うか
授業は今でも好きなので未練はあります。ただ、毎年の任用を待つ生活に戻りたいとは思いません。
これから転職する先生へのアドバイス
講師経験が長い方は、採用試験を受け続けるか区切るかを、年齢と家族の事情から先に決めておくと迷いが減ります。40代の転職は書類で落ちるのが当たり前なので、結果を自分の経歴の価値と切り離して考えてください。
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