CASE-0106 / 2024年4月転職
29歳・公立小学校の教員から、出版・教材の教材編集・制作へ転職した事例
- 転職時年齢
- 29歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- 出版・教材 101〜300名
- 転職後職種
- 教材編集・制作
- 年収
- 530 → 435万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 選考実績
- 応募27 → 書類9 → 面接6 → 内定3
教員になった理由
地元に戻って働きたいと考えたとき、公立学校の採用試験を受けるのが一番現実的でした。周りからは向いていると言われていて、自分でもそう思っていました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立小学校で7年間勤めました。担任を持ちながら全教科を担当し、分掌は生徒指導部です。運動部顧問を週6時間ほど兼務していました。一人あたりの受け持ちが多く、気になる子に時間を割くと他が回らない状態でした。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は放課後が18時半まで、土日のどちらかも活動がありました。週6時間ほどを部活に使っていて、これが月68時間の残業の大きな部分でした。保護者の期待もあり、簡単に減らせる空気ではありませんでした。ここを減らせるかどうかが、続けられるかの分かれ目だと感じます。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
転入・転出のたびに引き継ぎの書類と面談が発生し、年度途中でも作業が増えました。記録に残らない時間が、いちばん多い部分でもあります。
転職を考えたきっかけ
7年続けた生活の中で、家族と過ごす時間を先に考えるようになりました。教育に関わる仕事は続けたかったので、形を変える道を探しています。辞めることを決めてから、逆に仕事が楽しくなりました。
なぜその仕事を選んだか
学校を離れても教育に関わり続けたいと思い、出版・教材業界の中で探しました。教材編集・制作なら現場を知っていること自体が強みになります。同じ業界の別の職種とも、最後まで迷いました。
年度のどのタイミングで動いたか
動き出したのは3月ごろで、11月に管理職へ伝え、3月末で辞めました。3月末で切れるほうが、有給の消化も退職金の計算もきれいに収まります。この日程を決めるまでが、いちばん悩んだところです。
転職活動をどう進めたか
応募27社、書類通過9社、面接6社、内定3社でした。大手の求人サイトに登録して、自分で応募するところから始めました。求人の数より、教員経験をどう聞いてくれるかで会社を絞りました。面談での質問の仕方が判断材料になります。教員経験をどう捉えてくれるかで、進めやすさが全く違いました。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
11月に入ってすぐ、管理職(校長・教頭)へ伝えています。一度は考え直すよう言われましたが、二度目に伝えたときは受け入れてもらえました。同僚には最後の最後まで話していません。
面接で聞かれたこと
まず確認されたのは、退職を決めた経緯についてです。前職の年収より、なぜこの業界なのかを丁寧に聞かれる会社ほど、入社後の説明も丁寧でした。面接官が現場の人か人事かで、質問の傾向が変わりました。
教員経験で評価されたこと
合わない相手とも仕事を成立させてきたことを、対人面の耐性として評価する会社もありました。評価されたのは、経験そのものより整理の仕方だった気がします。
内定先を選んだ理由
面接で会った人が、いま自分が悩んでいることを一番よく理解してくれたからです。家族とも相談したうえで決めています。
転職後に感じたギャップ
一日の中で自分の裁量で使える時間が増えたぶん、優先順位を自分でつける必要が出てきました。半年たったころには、あまり気にならなくなりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月24時間ほどになりました。年収は下がりましたが、同じ時間働いたときの手取りで考えると納得しています。疲れの残り方がまったく違います。
教員に戻りたいと思うか
戻る予定はありません。今の仕事のほうが、結果として教育に貢献できていると感じています。教員免許は返納せずに持ったままです。
これから転職する先生へのアドバイス
年収と残業を並べて、時間あたりで比べてみてください。見え方が変わることがあります。辞めることを前提にしなくても、動いて損はありません。
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