CASE-0117 / 2023年4月転職
24歳・公立中学校の数学教師から、IT・SaaSのエンジニアへ転職した事例
- 転職時年齢
- 24歳
- 校種
- 公立 中学校
- 担当教科
- 数学・算数
- 転職先業界
- IT・SaaS 〜50名
- 転職後職種
- エンジニア
- 年収
- 475 → 390万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募12 → 書類4 → 面接3 → 内定2
教員になった理由
塾でアルバイトをしていたとき、わからなかったことができるようになる瞬間に立ち会えるのが面白いと感じました。それを職業にしたいと考えたのがきっかけです。親には反対されませんでしたが、心配はされていたようです。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立中学校で2年間勤めました。担任を持ちながら数学の授業を担当し、分掌は教務部です。運動部顧問を週12時間ほど兼務していました。一人あたりの受け持ちが多く、気になる子に時間を割くと他が回らない状態でした。
部活動と労働時間の実際
運動部顧問で、平日は朝練と放課後の両方、土日のどちらかも活動がありました。週12時間ほどを部活に使っていて、これが月81時間の残業の大きな部分でした。保護者の期待もあり、簡単に減らせる空気ではありませんでした。繁忙期と閑散期の差が激しいのも特徴だと思います。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
個別の配慮が必要な子が複数いて、一人ひとりに合わせた準備を毎日続けていました。退勤時刻を決めていても、ここだけは崩れることが多かったです。
転職を考えたきっかけ
管理職に打診されたとき、そのキャリアの先を想像して、自分の望む姿ではないと気づいたのが決め手です。振り返ると、兆しはもっと前からあったのだと思います。
なぜその仕事を選んだか
エンジニアなら、教員時代に感じていた「最後まで見届けられない」もどかしさが減ると考えました。最初の一社目としては、無難な選択だったと思います。
年度のどのタイミングで動いたか
動き出したのは5月ごろで、12月に管理職へ伝え、3月末で辞めました。内定が出てから伝えるか迷いましたが、早めに動いたほうが引き継ぎは楽でした。慌てて決めなかったのが、いちばんよかった点だと思います。
転職活動をどう進めたか
応募12社、書類通過4社、面接3社、内定2社でした。大手の総合型エージェント2社に登録しました。応募先は同時に5社までと決めて、対応が雑にならないようにしました。情報を集めるだけの期間も、必要だったと感じています。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
12月に入ってすぐ、副校長へ伝えています。慰留の言葉はありましたが、強く止められることはありませんでした。手続きの流れを知っている人が身近にいたので助かりました。
面接で聞かれたこと
一次面接の冒頭は、たいてい退職理由の確認からでした。前職の年収より、なぜこの業界なのかを丁寧に聞かれる会社ほど、入社後の説明も丁寧でした。一次と最終で、聞かれることは大きく変わりました。
教員経験で評価されたこと
限られた時間で準備を組み立ててきた段取りの立て方を、実務の進め方として評価されました。転職エージェントに指摘されて、初めて気づいた点です。
内定先を選んだ理由
条件面はほぼ横並びだったので、通勤時間と勤務の柔軟さで決めました。待遇の詳細は、書面で確認してから返事をしています。
転職後に感じたギャップ
決めるスピードが速く、議論より先に動くことが求められます。慣れるまでは落ち着かなかったです。振り返ると、当たり前の変化だったと思います。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月25時間ほどになりました。有給が申請すれば普通に取れる、という当たり前に驚きました。仕事以外のことを考える余裕ができました。
教員に戻りたいと思うか
戻る予定はありません。今の仕事のほうが、結果として教育に貢献できていると感じています。戻る戻らないより、いま何をするかを考えています。
これから転職する先生へのアドバイス
年収だけで比べると下がることが多いと思います。判断の軸を先に決めておくと迷いが減ります。残る選択をした人も、それはそれで立派だと思います。
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