CASE-0515 / 2025年4月転職
27歳・公立小学校の教員から、SaaS企業のカスタマーサクセスへ転職した事例
- 転職時年齢
- 27歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- IT・SaaS 101〜300名
- 転職後職種
- カスタマーサクセス
- 年収
- 510 → 580万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類7 → 面接4 → 内定2
教員になった理由
小学生のころの担任が、学級通信で一人ひとりの良さを毎週書いてくれる先生でした。自分もそんなふうに人の背中を押したくて、小学校の教員になりました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
5年間、3・4年生の学級担任を受け持ち、全教科の授業を一人で組み立てて通知表の所見も自分で書きます。校務分掌では情報教育を担当していました。
部活動と労働時間の実際
小学校に部活動の顧問はありませんが、朝は7時40分に出勤し、放課後は事務や保護者への電話で退勤は19時過ぎでした。月の残業は60時間ほど、土曜も月1〜2回は行事準備に出ていました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
授業についていけない子の家庭から連絡帳で長文の相談が毎週届き、放課後に電話が1時間続くこともありました。学級のトラブルで双方の家庭に説明へ回り、伝え方ひとつで関係がこじれると痛感しました。
転職を考えたきっかけ
5年目に少し余裕ができたとき、この働き方をあと30年続けられるのかと考え込みました。自分の時間を持てないまま歳を重ねるのが怖くなり、体調を崩した同期がいたことも後押しになりました。
なぜその仕事を選んだか
人に説明して相手ができたとなる瞬間が好きでした。カスタマーサクセスは導入企業の定着を支える仕事で、理解度に合わせて教え方を変えてきた経験が活かせると感じました。
年度のどのタイミングで動いたか
5年目の夏に情報収集を始め、10月に退職の意向を伝えてから本格的に応募しました。年度末退職に間に合うよう、面接が11〜1月に集中するよう逆算しました。
転職活動をどう進めたか
最初は教員向けエージェント1社に登録しましたが、紹介が塾や教材会社に偏りました。大手の総合型に乗り換え、IT業界担当のアドバイザーに代えてもらいました。職務経歴書は学級経営を20〜30人の進捗管理と言い換える作業に時間をかけ、応募はすべて総合型経由の求人です。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
10月の面談で校長に伝えました。年度途中に切り出したため慰留されましたが、年度末まで担任を務め切ると約束して認めてもらいました。
面接で聞かれたこと
強い言葉で苦情を言われたときの対応と、チームで成果を出した経験を教員以外にどう説明するかを深く聞かれ、保護者対応と研究授業の準備を具体例に答えました。
教員経験で評価されたこと
理解度を見て説明の順番を組み替える力と、決めた時間内に必ず終わらせる進行管理を評価されました。オンボーディングの資料づくりは授業準備と同じですねと言われました。
内定先を選んだ理由
2社から内定をいただき、教育分野の顧客が多く前職を理解してもらいやすい会社を選びました。研修が3か月あることも決め手でした。
転職後に感じたギャップ
教員時代は1日の流れを自分で決められましたが、今は打ち合わせで時間が細切れに埋まります。売上や解約率の数字で評価される感覚にも、慣れるまで数か月かかりました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間ほどに減り、平日の夜に勉強や運動の時間が取れています。年収は510万円から580万円に上がり、日曜の夕方に憂うつにならなくなったのが一番の変化です。
教員に戻りたいと思うか
子どもと過ごす時間は今でも好きなので、戻りたい気持ちはゼロではありません。ただ働き方が変わらないなら戻らないと思います。
これから転職する先生へのアドバイス
辞めたい理由が曖昧なうちは、1日のスケジュールを紙に書き出し、何に時間を奪われているか見える化すると整理できます。動くと決めたら、教員以外の人に職務経歴書を読んでもらってください。
転職を進めるときに使えるサービス
-
ワンキャリア転職 情報収集のスタート スポンサー
民間企業のリアルを知ることができます。「企業選びで失敗したくない」「選考前に情報をしっかり集めたい」という方におすすめです。
ワンキャリア転職を見る
先生の経験は、どの仕事で評価されるのか
公務員適職診断(無料・11問・約1分/登録不要)。設問で「教員」を選ぶと、教員の経験に合わせた結果が出ます。向いている職種・業界と、経験のどこが評価されるのかがわかります。
無料で適職診断を受ける