CASE-0113 / 2023年9月転職
38歳・公立小学校の教員から、教育・EdTechの学校事務・学校法人職員へ転職した事例
- 転職時年齢
- 38歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- 教育・EdTech 101〜300名
- 転職後職種
- 学校事務・学校法人職員
- 年収
- 630 → 540万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 選考実績
- 応募24 → 書類10 → 面接7 → 内定2
教員になった理由
自分が3年生のときに担任だった先生が、話を最後まで聞いてくれる人でした。同じことを次の世代にしたいと思って教員を選んでいます。迷いがなかったわけではありませんが、選んだことに後悔はありません。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
公立小学校で16年間勤めました。担任を持ちながら全教科を担当し、分掌は進路指導部です。授業そのものは好きでしたが、それ以外の業務量が年々増えていました。
部活動と労働時間の実際
部活動の顧問はありませんでしたが、その分を学級事務と行事の準備が埋めていました。月の残業は64時間ほどで、持ち帰りの仕事も常にあります。この状態を前提に組まれている仕組み自体に無理があります。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
保護者からの連絡が夜間に入ることがあり、切り替えが難しい時期がありました。内容そのものより、いつ来るかわからない状態が負担でした。結果が出るまでに何か月もかかることが多い仕事です。
転職を考えたきっかけ
同期や先輩が次々に辞めていく数年を見ていて、自分もいつかは考えることになると思っていました。嫌になったというより、続けられないと判断した、が近いです。
なぜその仕事を選んだか
学校事務・学校法人職員は、担任で日常的にやってきたことと重なる部分が多い仕事でした。相手が変わるだけだと考えて選んでいます。年収より、身につくものを優先して選びました。
年度のどのタイミングで動いたか
年度の途中で区切りをつけています。5月に管理職へ伝え、8月末で退職しました。長期休業の前後に区切ったので、引き継ぎの時間は確保できました。想定より一か月ほど後ろにずれています。
転職活動をどう進めたか
応募24社、書類通過10社、面接7社、内定2社でした。知人の紹介と、大手の求人サイトを併用しました。希望条件を3つに絞ってから、求人の見え方が変わりました。想像していたより、事務的なやりとりが多かったです。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
5月末に教頭へ話を通しました。年度末までは今まで通りに、という条件で話がまとまりました。慰留はありましたが、意思は変えませんでした。
面接で聞かれたこと
退職理由については、どの会社もかなり時間を割いて聞いてきます。担任の経験を具体的にどう活かすつもりかは、必ず掘り下げられました。深掘りされて答えに詰まった質問は、いまでも覚えています。
教員経験で評価されたこと
学級を1年間運営してきた経験を、30人規模のプロジェクトを回した経験として説明したところ、マネジメントの素地があると評価されました。思っていたより、教員経験は評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
未経験者の育成に力を入れていて、入社後の流れを具体的に説明してくれたことが決め手です。長く働けそうかどうかを、いちばんの基準にしています。
転職後に感じたギャップ
成果を数字で求められる点は学校と大きく違い、最初の数ヶ月は戸惑いました。前職の常識が通じない場面は、やはりありました。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月15時間ほどになりました。在宅勤務が使える日があり、通勤の負担がかなり減りました。通勤時間が変わったことも影響しています。
教員に戻りたいと思うか
制度が変わって働き方が変わるなら、可能性はゼロではありません。一度離れてよかった、というのが率直なところです。
これから転職する先生へのアドバイス
書類が通らないのを「教員だから」と片づけないでください。多くは書き方の問題で、直せば通ります。教員の経験は、思っているより無駄になりません。
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