CASE-0521 / 2026年4月転職
51歳・公立小学校の教員から、教育業界の学校法人職員へ転職した事例
- 転職時年齢
- 51歳
- 校種
- 公立 小学校
- 担当教科
- 全科(小学校)
- 転職先業界
- 教育・EdTech 301〜1,000名
- 転職後職種
- 学校事務・学校法人職員
- 年収
- 760 → 560万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 選考実績
- 応募18 → 書類10 → 面接5 → 内定2
教員になった理由
子どもの頃に担任してくれた先生の影響が大きく、教育に関わる仕事に就きたいと思い教員を目指しました。
教員時代の仕事内容(担任・教科・分掌)
28年の教員生活のうち、大半は学級担任として高学年を受け持ってきました。後半は主幹教諭として、学年の取りまとめや若手教員の指導、学校行事の企画運営といった校務分掌も任されるようになりました。
部活動と労働時間の実際
小学校には運動部のような部活動はありませんが、放課後のクラブ活動の指導や保護者向け行事の準備で残業は月65時間ほどありました。土日も学校行事の準備で出勤することが月に1〜2回はありました。
保護者対応・生徒指導で大変だったこと
高学年の担任は保護者対応の比重が大きく、連絡帳や電話でのやり取りに多くの時間を使いました。特に配慮が必要な家庭への対応は、経験を重ねても毎回神経を使う仕事でした。
転職を考えたきっかけ
定年まであと十数年というところで、体力面で今までと同じペースを続けるのが難しくなってきたと感じるようになりました。管理業務が増える一方で、現場に近い立場で学校を支える働き方を模索したいと思うようになったのがきっかけです。
なぜその仕事を選んだか
教員としての経験を活かしながら学校現場を別の立場から支えられる仕事を探す中で、教育系の企業が運営する学校法人向けサービスの学校事務の求人を見つけました。
年度のどのタイミングで動いたか
年度末での退職を決めていたため、前年の秋頃から情報収集を始め、冬にかけて本格的に応募を進めました。
転職活動をどう進めたか
教員向けの転職に強いエージェント1社と、大手の総合型エージェント1社を併用しました。年齢的に求人の選択肢が狭まることを想定し、幅広く情報を集める必要があると考えたためです。教員特化のエージェントには学校現場の事情を汲んだ求人を紹介してもらい、総合型エージェントには職務経歴書の書き方を相談しました。最終的に選考に進んだのは教員特化のエージェント経由の求人でした。
退職をいつ・どう伝えたか、学校の反応
年度末での退職を、前年の10月に管理職へ伝えました。長年勤めてきたこともあり引き止められましたが、後任の調整もあり円満に退職することができました。
面接で聞かれたこと
長年の教員経験の中でどのような校務分掌を担当してきたか、年齢的に新しい環境への適応をどう考えているかを聞かれました。
教員経験で評価されたこと
学年主任や主幹教諭として複数の教員をまとめてきた経験を評価してもらえました。保護者や地域との調整を数多くこなしてきた点も評価されました。
内定先を選んだ理由
学校現場の実情を理解した上で仕事ができる環境だったことと、勤務地が自宅から通える範囲だったことが決め手になりました。
転職後に感じたギャップ
年収は下がりましたが、退職金や年金の見通しも含めて想定していた範囲だったので、大きな戸惑いはありませんでした。一方で、学校の意思決定に直接関われないもどかしさを感じることはあります。
働き方・生活はどう変わったか
残業は月20時間程度まで減り、平日の夜に自分の時間を持てるようになったのは大きな変化です。休日出勤もほとんどなくなり、体力的な負担はかなり軽くなりました。
教員に戻りたいと思うか
教員という仕事への思い入れは今もありますが、体力面を考えると現場に戻ることは考えていません。今の立場から学校現場を支える形で関わり続けたいと思っています。
これから転職する先生へのアドバイス
年齢を重ねてからの転職は求人の選択肢が限られるのは事実ですが、これまでの経験を評価してくれる職場は必ずあります。ただ、収入面では下がる可能性が高いことを前提に、退職金や年金も含めた資金計画を早めに立てておくことをお勧めします。
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